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ヘルペスとは?
ヘルペスとは、“ヘルペスウィルス(単純ヘルペスウィルス1型または2型)”に感染することで起こる性感染症(STD)です。
主な感染経路は性行為ですが、オーラルセックスにより唇にできたヘルペス(口唇ヘルペス)が性器に感染するケースもあります。
無症状のことも多いですが、性器に小さな水ぶくれができたり、かゆみが生じたりし、大陰唇や小陰唇に病変が現れることもあり、こうした場合にはコンドームを使って感染を防ぐことは難しくなります。
潜伏期間は3~7日程度で、すぐに検査することが可能です。
ヘルペスの症状
ヘルペスの症状が、初めて感染した時が最も強く現れるとされています。
発症後に現れる主な症状が次の通りです。
- 外陰部のかゆみ・違和感
- 外陰部の強い痛み
- 性器に小さな水疱(水ぶくれ)ができる
- 性器がただれる
- (痛みのために)排尿困難
- (痛みのために)歩行困難
このような症状をお感じの場合は、お早めに熊本市西区のすえなが婦人科・産科クリニックへご相談ください。
ヘルペスの検査方法
綿棒で病変をぬぐって検体を採取し感染の有無を確認したり、血液検査を実施したりして感染の有無を調べます。
ヘルペスの治療方法
ヘルペスの治療では、抗ウイルス薬を使用します。
ただし、完全にウイルスを排除することはできず、一度感染すると体内に棲み続けて再発を繰り返す場合があります。
再発を繰り返すような場合には、抗ウイルス薬を継続的に投与するケースがあります。
なお、妊娠中の方がヘルペスにかかると母子感染する可能性があり、赤ちゃんへの感染を防ぐために帝王切開が必要になるケースがあります。