gonorrhea淋病

淋病とは?

淋病とは?

淋病とは、“淋菌”という細菌に感染することで起こる性感染症(STD)です。
感染力の強い性感染症で、1回の性行為での感染率は30~40%と言われています。
女性では自覚症状が現れにくいため、感染に気づかずに進行を許してしまうことが多いので注意が必要です。
無症状のことも多いのですが、発症すると濃い黄色や黄緑がかったおりものが出たり、子宮頚部(子宮の入口)で炎症が起こったりします。
淋病は不妊の原因となる場合もあるので、早期発見・早期治療に努めるようにしましょう。
潜伏期間は2~7日程度で、感染したと思われる時から24時間たっていれば検査を受けて感染の有無を確認することができるようになります。

淋病の症状

男性と比べて女性の淋病では自覚症状が現れにくいのですが、症状がある場合には次のような異常が起こります。

  • 濃い黄色や黄緑がかったおりものが出る
  • おりものの量が増える
  • おりもののにおいが強くなる

など

このような症状をお感じの場合は、お早めに熊本市西区の末永産婦人科医院へご相談ください。

進行すると…

淋病が進行すると次のような疾患に繋がる恐れがあります。

  • 子宮内膜炎
  • 卵管炎
  • 腹膜炎
  • 子宮外妊娠
  • 不妊症

など

淋病の検査方法

まずは医師が問診・視診を行って、淋病が疑われる場合にはおりものの検査や喉粘膜の検査を実施します。
淋病の検査は、感染が疑われる時から24時間以上経過すれば受けることができます。

淋病の治療方法

淋病の治療では抗生物質を使用しますが、現在、内服薬(抗生物質)の効きにくい、薬剤耐性を持った淋菌が増えています。
点滴(抗生物質)による治療を含め、しっかり治療をしないと耐性菌の発生を招くことになりますので、必ず医師の指示通り治療を受けるようにしましょう。
また淋病は感染力が強い性感染症で、原因菌である淋菌は喉や直腸、尿からも出るため、オーラルセックスやアナルセックスでも感染するリスクがあります。

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