- HOME>
- 尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマとは?
尖圭コンジローマとは、“ヒトパピローマウィルス(HPV)” に感染することで起こる性感染症(STD)です。
尖圭コンジローマの原因となるHPVは低リスク型のHPV(6型・11型)で、子宮頸がんの原因となるものとは違います。
ただし、4価以上の子宮頸がんワクチンを接種することで尖圭コンジローマが予防可能とされています。
潜伏期間は数週間から3ヶ月程度で、尖圭コンジローマの特徴的な症状である性器やそのまわりのイボといった病変があればいつでも検査が受けられます。
尖圭コンジローマの症状
性器やそのまわりに伏せたお椀のようなイボ、またカリフラワーのようなイボができるのが特徴です。
通常、自覚症状はありませんが、かみゆや性行為の時に痛みを感じたりすることもあります。
また、感染していてもイボができないケースもあります。
妊娠中の方が発症するとイボが大きくなる傾向にあり、さらに母子感染を起こして喉頭乳頭腫などを招く恐れがあります。
尖圭コンジローマの症状でお困りでしたら、お気軽に熊本市西区のすえなが婦人科・産科クリニックへご相談ください。
尖圭コンジローマの検査方法
視診にて性器やそのまわりのイボといった病変を確認することで診断できます。
必要に応じて、病変部を綿棒でこすって検体を採取するなどの検査を行います。
尖圭コンジローマの治療方法
尖圭コンジローマの治療では、液体窒素を用いた凍結療法や、軟膏の塗布などの治療を行います。
まずは適切に診査・診断したうえで、最善の治療方法をご提案させていただきます。
なお尖圭コンジローマは再発率の高い性感染症で、3ヶ月以内の再発率は約25%と言われていますので、治療後、しばらく経過を観察して再発がないか確認します。