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クラミジアとは?
クラミジアとは、“クラミジア・トラコマティス”という細菌に感染することで起こる性感染症(STD)です。
現在、国内で最も多い性感染症(STD)とされていて、無症状のケースも多く、感染が拡がりやすい性感染症と言えます。
自覚症状がほとんどないものの、感染力は高く、1回の性行為での感染率は30~50%で、進行すると不妊や子宮外妊娠に繋がります。
また性器だけでなく、ディープキスやオーラルセックスにより喉に感染したり、アナルセックスにより直腸に感染したりすることがあります。
潜伏期間は1~4週間程度で、感染したと思われる時から24時間たっていれば検査を受けて感染の有無を確認することができるようになります。
クラミジアの症状
クラミジアは無症状のケースも多いのですが、症状がある場合には次のような異常が起こります。
- おりものの量が増える
- 濃い黄色や黄緑がかったおりものが出る
- 生理痛のような痛みがある
- 不正出血
など
このような症状をお感じの場合は、お早めに熊本市西区のすえなが婦人科・産科クリニックへご相談ください。
進行すると…
クラミジアが進行すると次のような疾患に繋がる恐れがあります。
- 卵管炎
- 卵巣炎
- 骨盤内炎症性疾患(PID)
- 肝周囲炎
- 子宮外妊娠
- 不妊症
など
クラミジアの検査方法
まずは医師が問診・視診を行って、クラミジアが疑われる場合には、膣や喉などの部位から検体を採取して感染の有無を確認します。
クラミジアの検査は、感染が疑われる時から24時間以上経過すれば受けることができます。
また無症状であっても検査により感染の有無が確認できますので、「パートナーがクラミジアに感染していることがわかった」など、感染が疑われる場合にはお早めにご連絡ください。
クラミジアの治療方法
クラミジアは内服薬(抗生物質)で治療することができます。
きちんとお伝えした期間、服用しないと原因菌が残る恐れがありますので、ご自身の判断で中断しないようにしてください。
またクラミジアは自覚症状が乏しいため、治療により治癒したかどうか確認するために、治療後2週間ごろに再検査を受けられることをおすすめします。